2021.08.06漢方内科
便秘
「刺激性下剤」は使い過ぎに注意。
センナや大黄、ピコスルファートなどは「刺激性下剤」と言って、大腸を刺激して蠕動を起こし、便を出す薬です。
本来は週2回くらい使って、腸管に便が溜まりすぎないようにする薬なのですが、ついつい頼りすぎて毎日使ってしまうと、次第に下剤がないと排便できない「弛緩性便秘」になってしまします。
漢方薬の「桂枝加芍薬湯」と、胃腸を動かす「モサプリド」を使うと、時間はかかりますが、徐々に「刺激性下剤」を減らしていけます。
是非、ご相談下さい。