2021.05.28漢方内科
冷えのぼせ
アトピー性皮膚炎には、胃腸が冷えているのに、頭や顔などの上部や、表面に熱が浮いてしまう病態があります。
漢方ではこれを『載陽(たいよう)』といいます。
『載陽』、つまり「冷えのぼせ」になっている方は、胃腸や下半身は冷えているのに、顔が赤くなったり、のぼせたりします。
このような方は、体温(36.5℃)以上の温かい食べ物を摂りましょう。
常温でも低すぎます。
お風呂などで温まっても、その後、冷たいものを飲食してしまっては台無しです。
これからの季節はなかなか大変ですが、冷え性の方は気を付けましょう。